今回の災害でチャリティー・イベントやチャリティー・ライヴ等の開催について、TwitterやFacebook等SNSサイト上での議論を度々目にしました。
「よくこんな状況の中でチャリティー・ライヴをやろうという気持ちになれるな。」
「CDの売り上げを寄付すると言っても所詮売名行為では?」
「ライヴで無駄な電力を消費するな!」
「日本は金が有るんだから義援金なんて必要無い。まずは物資を送る事が先決でしょ。」
などなど。人の考えは十人十色です。
そもそも日本は宗教が根付いていない国ですから、欧米諸国のようなキリスト教国家と違い、チャリティーという精神がそこまで根付いていないし、うさん臭いNPO団体が存在するのも事実ですから、いわゆる偽善者扱いされたりしてしまったりする訳です。でもだからこそ沢山の疑問や議論が生まれたし、こうやって「考える事」ができた。被災地の方々にとって何が最善なのか、何を求められているのか。。そうやって人を思う気持ちが助け合いに繋がる訳ですから。
今回私もJunoのUK本社にチャリティーのお願いをしましたが、様々な理由から断られました。断られた事に対して正直はじめは悲しかったけど、それで怒るのは筋違いだし、悲観的になるのも間違っている。できないなら仕方が無い。それぞれの身の丈にあった事をすればいいし、それぞれが正しいと思う事を行えば良い。参加したくないならしなければいい。同じ意志を持った人とやればいい。
チャリティーとはそんなものだと思います。正解なんて、無いのだから。
言うは易く行うは難し。
国内のみならず、日本にゆかりのある海外アーティストの中には、批判されながらもチャリティー・イベントを決行する人もいます。
タイトルの「Passion Not Fashion」はそんな批判の声もある中でチャリティーイベントを開催する某海外アーティストが言っていた言葉です。要は、
「私のチャリティー・イベントへの思いは、ファッション感覚の情熱では無い!」
という意思表示です。欧米諸国でさえもこのように少なからず反発の声があるのですから、日本でいろんな意見があるのも、ある意味当然と言えます。
しかし一つだけ言えるとすれば、
Easier said than done。
Easier said than done。
言うは易く行うは難し。
そしてPassion NOT Fashion!
それが、今自分に出来る事。
同じ意志を持った友達や先輩にこうやって声をかけて頂けてとても嬉しいです。
The Roomのイベントに関しての詳細はまた後日お伝えします☆
Love & Peace
Yukari BBでした♫